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20分遅れで東京駅のレストランへ。例年だと7名で行くのだが今年はサンライフの浅井さんが都合で行けないので6名。僕が最後かと思ったら武蔵野コーポレーションの高橋さんが来ていない。風邪なので寝台車は避けて翌日新幹線の新潟周りで追いかけるそうだ。と言うわけで、ウイングの山崎さん、アクシスの小林さん、ケーアイ事務機器の伊藤さん、バンジョウの栗山さんに僕が加わって宴会スタート。
予定通り乗り込んですぐにぐっすり。起こされたのは4時30分で名古屋駅に停車中だった。岐阜駅で45分の待ち合わせで高山線に乗り換え、美濃太田で12分の待ち合わせで長良川鉄道に乗る。ルートでは美濃白鳥からバスなのだが、バスが3時間待ちになってしまうので、郡上八幡で下車してタウンウォッチングすることにする。途中の駅の看板が面白い。「日本の人口の重心」「うだつのあがるまち」など、自分のまちの魅力を意地でもみつけようという姿勢が好きだ。僕は「ごぞんじ東村山」の写真屋だよ。
受け付けの親父さんと山崎さんの会話で目を覚ます。コンクリート造りの柵の一カ所がかけているのは、平成7年に近くの松の木に落ちた雷が鉄筋を走ったときにはじけたものだと言う。親父さんに荷物を預けて城に入った。さほど大きくない城だから見るのはすぐだが、山城だから窓からの景色は絶景。「たなびく煙を見ながら殿様喜んだのかな」などと言いながらしばしを天守閣で過ごす。
最近、パラフィンを使ってレタスを作るシーンがテレビに出ていたのでそれかと思ったら、ここのサンプルは塩化ビニールだった。いかにもビニールの臭いが立ちこめる店内で、女性が山女のサンプルを作っていた。輪切りのキウイや噛みかけのチョコレートのキーホルダーも見事だが、サワーに沢蟹を入れた「サワー蟹」などとしゃれたものもある。僕の目を一番引いたのは毛蟹だった。作品は全て本物から型をとったというが、毛蟹の毛なんかどうして再現できるのだ。僕もインチキ写真を作ることに関しては日本一の自身があるから、マスターと意気投合してしまった。
かたりべの館はビデオによる説明だったが、基礎的知識は仕入れられる。ビデオを見ていたので遅れて隣の建物(もちろん合掌造り)に入ると、いろりを囲んで話をしている。加わって話を聞くと、そのおばちゃんの話が素朴で楽しくて感動的ではまりこんでしまった。
ライトアップ会場は、地元の人の言葉で「最低の場所」というほど奥の方で、やはり上り坂で汗ぐっしょり。しかし、時間差を付けて遅く来たので、それほど混雑はしていない。そこそこ本気で撮影して、通りの脇のテントへ。おばちゃん2人と娘が一人で地酒を振る舞っている。結構美味しい純米酒で、寄付金に500円入れたのを自分への言い訳にして日本酒のおかわり。話してみたら商工会が全面的にやっているというので、商工会青年部の名刺をおいて帰ってきた。
最終日の朝食も、おかずはたっぷり。やっぱり3杯食べて出発の準備。時間にゆとりがあるので1つ前の停留所まで歩く。どうやら正解だったようで、次の停留所で満員。約2時間またも眠ってしまった。美濃白鳥で切符を買うと、裏表両面が切符の図柄になっていた。長良川鉄道もぽかぽかと暖かく、やっぱり眠る。