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2001年3月17日 ベーゴマの達人
10時半には出かけたいので、少し早めに店に出て仕事を開始。予定通り10時半にスタンバイしたので、恵美子に久米川まで送ってもらう。ブランコマスターも約束通り来て、品川に向かう。途中で誰にも会わず、品川駅で3名が合流。北品川駅で小林さんを20分ほど待って予定メンバーが終結。栗山さんが参加か不参加かわからないようで、香港にいるのかそれとも日本にいるのかもわからないと言うので見切って歩き出す。東京週末倶楽部の今回は、江戸時代の流れをくんだ品川宿の散策とベーゴマ。
昔からの店が多い商店街を歩く。とにかく長い商店街で、どこまでも小さな店がある。まあ、旧東海道なのだから長くて当然か。少し歩くと店頭でモツ煮込みを売っていたので、7名全員買う。本来はビニールに入れて売るものらしく、器をたのんだら奥に入って、種類の違う器を持ってきた。うどん用もあれば牛丼用もある。1杯300円。この様子を撮影しようとカメラを出して愕然。メモリーカードを忘れてきてしまっ
た。COOLPIX900の頃は4MBを2枚使っていたので1枚は常時財布に入れておいたのだが、COOLPIX990になってからは32MBが1枚。忘れたら全然撮影できない。カメラが一気に重くなる。予備の電池まで充電器とセットで持ってきたのに。写真は小林さんに任せる。
はす向かいにお休み処なる物があった。空いてしまった商店をつくりかえたもので、中にはベンチが丸く並んでいる。すでに地元の人が3人いたが、我々が座ると1人帰ってしまった。モツは柔らかく煮込み方も上手で美味い。
更に商店街を進み右に折れ、品川神社に向かう。「板垣は死すとも自由は死せず」の碑があるというのだ。徐々に雨が強くなり僕以外は全員傘を買った。どうも傘が嫌いで、よほど強く降らないと傘を差すつもりになれないのだ。列をなす和菓子屋で何人か買い物している間に、近くにあった写真店に入る。
「デジタルカメラに使うコンパクトフラッシュは無いですか?」
「ああ、フラッシュはありませんねぇ」
と年輩の店主は答えた。店を出てしばらくして思った。あれは絶対コンパクトストロボと勘違いしているな。
品川神社に着くと雨は更に強くなる。入口
の狛犬がなぜか檻の中に入っている。壊されたためのようだが、何とも可哀想な雰囲気。
雨のためベーゴマはお預けになって板垣退助の碑をさがすがなかなか見つからない。結局社務所にきいて、本殿の裏を回った一番奥だということわかる。せっかくの碑なのだから、もう少し宣伝したらよかろうに。帰りがけ階段脇のミニチュア富士にのぼる。所沢の荒幡富士より小さいのだが、全体が石でできているし階段も石なので、雨で濡れて非常に怖い。頂上で記念写真。眼下にはビルと街並みが広がっているが、北品川あたりがゴジラの上陸地点でもあるらしいので、結構最近まで海だったはず。きっとこの富士が作られた頃には、一面が海という景色だったのだろう。
来た路を戻って商店街を進むと、横切ろうとした大通りに肉屋を発見。僕はヒレカツとハムカツを
買う。近くの公園に行って食べたが、雨が強くてやはりベーゴマはできない。カメラも電池もベーゴマも、使わなければただのおもり。ベーゴマなんか15個ぐらい持っているのだ。
荏原神社入口の大黒様?は笑顔が評判らしいが、どうも安藤君とそっくり。並べて写したりする。雨はやはりやまず、ここでもベーゴマは見送り。品川寺に入って少しした頃に、ついにナップの肩紐が切れる。ベーゴマとカメラだけでさほど重いわけではないので、徐々に痛んでいたのだろう。下に落ちたのであわててカメラを確認したが、しっかり「カードが入っていません」という赤い文字が点滅していた。
背中に背負えなくなっていよいよ重く感じるイス付きナップを片方だけ引っかけて歩き続ける。船着き場に向かって水路沿いを歩き、やっと雨がやみ、近くに公園を見つけた。ベーゴマ大会の開始。
山崎さんと小林さんで作ったボール紙製の台に布をかぶせ、自転車の荷造り紐で巻いて土俵を作る。予定では8角形になるはずの台は、なかなか思ったようにならない。始めてみて、えらいことがわかった。ブランコマスターはベーゴマの名人だった。やっと紐が巻けるようになったメンバーとは格が違うのだ。足立区巻きという巻き方を教えてもらった
が、どうも僕はだめ。しかも、以前には美味く回せたのに、どうも今日は回らない。仕方がないので、歩いている途中で購入した秘密兵器を出した。ゼンマイで回るベーゴマなのだ。鋳物ではなく普通の鉄で、ゼンマイを使うと簡単に回る。なかなかの破壊力なのだが、鉄が弱くて一度ぶつかると削れてしまう。なかなか受けたけれど、ちっとも面白くないのですぐにやめた。そのうちに、僕が回せない訳が分かった。僕の巻き方は逆なので、みんなと違って普通のコマのように回さないとならないのだ。それに気がついてからは回るようになったが、逆回転のコマは非常に強い。最後まで回らない安藤君をおかずにしながら、2時間も遊んでしまった。
古くから密集地帯だった品川近辺には、たくさんの銭湯がある。近くにあった銭湯に入る。湯船も小さな銭湯だが、深さがあるのでしっかりと暖まる。このあと新橋まで行ってガード下で呑む予定だったが、風呂から出たら電車に乗る前にビ
ールを飲みたいと、一同の見解が一致。
風呂を出て少し歩くと、店頭で焼き鳥を焼いていて、地下に部屋のある、居酒屋ことぶきがあった。岩渕君の個人HPのタイトルと同じだ。一刻も早く呑みたいので、そのにきめる。地下で生ビールなどを頼み、つまみに串焼きをたのむと、係りの女の子が出口を開けて上階に向かって叫ぶ。何とも不思議な位置関係だ。刺身が結構うまい。今日の話題から次回の予定、長谷村をどうするかなど、話題に花が咲いた。